東京・阪神での開催が終了し、中央競馬は夏競馬シーズンに入りました。近年では小倉デビューのドウデュースが日本ダービーなどG1を5勝するなど、このシーズンにデビューする馬でも大物馬は出ています。今から来年のクラシックに向けて新馬戦も注視したい所です。
そんな中、出資馬の更新が6/28(土)に行われました。
ノーザンファーム天栄
エコールナヴァール(牝2・父アドマイヤマーズ、母ジューヌエコール、母父クロフネ、ノーザンF生産、サンデー)

現在はウォーキングマシンの運動で心身のリフレッシュを促しています。脚元、体調ともに問題はないので、近日中に騎乗運動をはじめる予定です
※サンデーサラブレッドクラブより許可を得て引用しております。
新馬戦を使ったダメージはないようで、近日中に騎乗運動を行えるようです。まだ成長途上という事もあるので天栄で調整を行い、次戦に備えてほしいです。
個人的には夏の新潟の芝マイル戦あたりをつかってほしいところです。
山元トレーニングセンター
ピックアチェリー(牝4・父モーリス、母チェリーヒロイン、母父キングカメハメハ、社台ファーム生産・社台)

到着後の馬体チェックでは目立ったダメージは認められませんでした。心身のリフレッシュを促しつつ、騎乗調教再開のタイミングを見極めていきます。最新の馬体重は448kgまで回復しています
※社台サラブレッドクラブより許可を得て引用しております。
まだ騎乗調教を再開していないこともありますが、体重もひとまず448kgまで戻しているので良かったです。2歳時はまだ小柄だったこともあり、レースを1戦使った後にコンディションが整わず北海道で調整することもあったので、段々と頑丈になってきているのだと思います。
スローで流れたレースとはいえ、昨年夏の中山芝マイル戦の上り3F32.5は目を見張るものがありました。9月までのレースでこの上がりを使ってオープン入りしてほしいですね。
社台ファーム
プリュスエクラ(牝2・父エイシンフラッシュ、母プリュス、母父ヴィクトワールピサ、社台F生産、社台)

その後もコンスタントに乗り込んでおり、週3日の坂路入りのうち1~2日は2本登坂を課しています。坂路の2本目はハロン14~15秒までペースアップを図っています。坂路に入らない日は、周回コースでのハッキング3000mやトレッドミルでの調整を重ねています。
速め調教でも現行ペースであれば対応できているものの、全体的にまだ緩さを残しています。本州の移動までにはもう一段階馬体の強化を図っておきたいところですので、もうしばらくはこちらで入念に乗り込んでいく方針です。現在の馬体重は464kgです
まだ脱北はできていないものの、頓挫もなく順調に調整が進んでいるように見えます。馬体も募集時は小さかったですが、調教しつつ460kg前後の馬体重があるので体調面も問題がなさそうです。夏競馬には間に合わないと思いますが、秋の京都デビューになれば上々だと思います。
引き続き頓挫なく調整が進んでほしいですね。
今回は以上です。社台サンデーの募集が終わって一段落ついた感じですが、例年では来月にはキャロットの募集予定馬が発表されます。キャロットは社台サンデーとは違い、(抽選で当たりさえすれば)かなり多くの馬に出資できるので、募集予定馬の発表と出資馬検討が今から楽しみです。それでは。

結局、検討しているときが一番楽しい
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