社台サンデーの2025年度募集馬リストが先日5/12(月)に発表されました。
パッと見た印象ではサンデーもそこまで高くない、社台はかなり安いでした。
ただサンデーの平均価格は5513万で一口137.8万円は過去最高額となっております。去年のグランアレグリア23の2億円やクロノジェネシス23の1.8億円のように途轍もなく高い馬はいませんが平均的に上がっております。
一方社台の平均価格は3508万で1口87.7万円とこちらは去年よりも下がっております。サンデーを見た後だと良心的な価格に思えます。

庶民からしたらどっちも高いことに越したことはないわね
今年が社台サンデー4年目となり、一応実績は3年分積み上がっておりますが、一口馬主で使えるお金には当然限りがあるのと、上澄みの人たちとの実績はガンダムとジム位の差があるので基本は取れそうな所に行くか、抽選となっても実績があまりない馬に申し込むことになると思います。
もう少しリストを見ていくと……
サンデーの最低額は50万円のリップスポイズンの24(父ダノンキングリー)、最高額はG1・3勝のソングラインの全弟ルミナスパレードの24(父キズナ)の375万円となります。
ルミナスパレードの24も含めて300万円超えの馬は半姉チェルヴィニアのチェッキーノの24(父エフフォーリア)、クラブ出身馬でG1を4勝し、初めて仔が募集されるラッキーライラックの24(父エピファネイア)がおり、豪華すぎるラインナップですが、価格帯的にも人気的にもカタログの写真と血統表、コメントに惚れ惚れした後、ツアーで写真を撮って終わりです。

上に挙げた3頭はセレクトセールに出したらいくらになるんやろね
低価格帯で見ていくとシスキンが3頭募集されております。昨年のサンデー募集ではシスキン産駒のスペルオンミー23が114票を獲得してサンデー2位の実績があります。シスキン産駒は出走頭数こそ6頭と少ないものの勝ち上がりが4頭(その内ノーザンファーム生産が3頭)おり、馬体や測尺、厩舎が出てからとなりますが人気するように思えます。
後は今年の皐月賞馬ミュージアムマイルの父・リオンディーズの産駒が牝馬ですが60万円台で2頭募集されており、こちらも人気するかもしれません。

安めの馬は人気する反面低実績の会員が集まりやすいから票読みが難しい所
一方社台は最低額は30万円のイルマタルの24(父イスラボニータ)、最高額は兄弟に重賞馬が3頭おり、ミラビリスマジックの全弟となるソーマジックの24(父キズナ)と母がイギリスG2勝ちでキタサンブラック産駒のハローユーの24(父キタサンブラック)の250万円となります。
社台は低価格帯でも牝馬こそ多めですが頭数が多いため多種多様な種牡馬から選ぶことが可能です。イスラボニータ、オルフェーヴル、サートゥルナーリアやナダルも社台の平均以下の額から買うことができるためこちらのリストの方が選びがいがあるかもしれません。
初回の所感はここまで。次からはもう少し詳細に見ていきたいと思います。