まだツアーどころか測尺も写真も厩舎も出ておりませんが、社台サンデーの2025年募集馬の検討を引き続き行っていきます。すでに行っている牝馬の検討はこちら↓
次はサンデーの牡馬を見ていきたいと思います。ただサンデーの牡馬はどうしても1口値段が高い馬が多く、予算オーバーになってしまう馬も多いです。予算オーバーの馬はカタログや血統表、動画は後学のために個人的に見ますが検討記事では基本コメントはしません。ご了承ください。
サンデー牡馬 検討馬一覧
①セウラサーリの24(父サートゥルナーリア、母父オルフェーヴル、栗東募集、社台コーポレーション白老ファーム生産、4,000万円募集 )
初年度の種付料が600万円と高く、種付料も上がり続けているサートゥルナーリア。社台スタリオンでも期待されている種牡馬の一頭と思います。初年度からショウヘイ、ファンダムとダービーに出走予定と及第点ではあると思います。セウラサーリの24はショウヘイと同じ母父オルフェーヴルで、母父オルフェーヴルにはドゥラエレーデやナナオなどキンカメ系の父とは好成績でニックスとも思います。
ノーザンファーム生産ではなく白老生産なこともあるのか価格は比較的お手頃の1口100万円。ただこうなると人気が集中しそうなのが懸念事項です。ツアーでは馬体などをよく確認したいと思います。
②シャンブルドットの24(父リアルスティール、母父 Lope de Vega、栗東募集、ノーザンファーム生産、5,000万円募集 )
リアルスティールはフォーエバーヤングをはじめとしてダート寄りの種牡馬。Storm Cat系の母父はダートでもよく走ります。ただ芝で良績になりやすいマキャベリアンのクロスも併せて持っています。芝ダート両方走れるとつぶしが効きますが、どちらかに非常に高い能力がある方が良いので、馬体の確認やツアーでよく話を聞きたいと思います。

1歳時の馬体で判断するのは難しいが判断するしかないわね
③タッチングスピーチの24(父ドレフォン、母父 ディープインパクト、栗東募集、ノーザンファーム生産、5,000万円募集 )
ドレフォンに母父ディープインパクトの牡馬は勝ち上がり率が非常に高いです。血統も祖母に名牝・名繁殖のリッスンの超良血。ドレフォンは初年度のジオグリフのように芝G1を勝利した馬もいますが基本ダートの傾向が強く、脚元に不安が残る血筋にはプラスになると思います。
④シャンデリアハウスの24(父ナダル、母父 ヴァーミリオン、栗東募集、ノーザンファーム生産、5,000万円募集 )
初年度産駒がダートで絶好調のナダル。母系にジャッジアンジェルーチ。オレハマッテルゼやエガオヲミセテがおじおばにいるダイナカール牝系。ナダルであるためおそらくはダートだとは思いますが、半兄ギャンブルルーム(父キズナ)は3勝クラスダート変わりで11着と結果を残せなかったのは懸念点かもしれません。
サンデーは一旦これで終了し、次からは社台の検討を行いたいと思います。